2022年4月

海外駐在編
Datoと呼ばれる人たち

 マレーシアは王様が州の統括をしており、いわゆる位の高い貴族のような人たちが存在している。その中でもよく耳にするのはDatoという称号を持つ人だ。Datoは事業や政治活動など民衆のために価値ある貢献をした人の中から選出さ […]

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海外駐在編
酒を飲んでも尊敬される日本人

 イスラム教の飲酒禁止は、考えようでは体に良いとも言える。しかしビジネスの場では個人の体調のことなど考えてくれない。少なくとも東アジアの中国・韓国・日本のお客さんの場合、酒席で杯を交わして初めてビジネスパートナーとして理 […]

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海外駐在編
ラマダン

 ラマダン(断食月)は約1ヶ月続く。この間イスラム教徒は日中一切の飲食物を口にすることができない。マレーシアは常夏の国であり、かつ会社は製造会社である。時にはきつい肉体労働をしないといけないこともある。気温が最高に上がる […]

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海外駐在編
イスラム教との出会い

 マレーシア国民の60%を占めるマレー系民族はイスラム教徒で、イスラム教が定める種々の掟はたとえ日系の会社でも邪険にできない。例えばラマダン(断食月)は1年に1回行われるが、この間モスリム(イスラム教徒のこと)は日中一切 […]

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仕事-国内編
出張帰りの楽しみ

 昔の出張には楽しみがあった。入社後ある製品の製造開発に担当したが、この製品を販売するための出張に出かけることがあった。私は製造の立場なので、物を売ったり宣伝に行くことはなかったが、たまには客先の話を聞くのも大事だろうと […]

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仕事-国内編
若者のリーダー

 30代前半で職場が変わった。課長より特命業務を受けることになった。1990年代前半は仕事は売り手市場で、若者は簡単に会社を辞めてもっと割の良い?仕事へ移る傾向にあった。ちょうど私が会社へ入社した頃は、会社は上昇期で種々 […]

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仕事-国内編
ファミリーな昔の会社

 私が入社した頃は、会社というものは自分の家のようなものだという感覚があった。会社は社員の将来設計を親身になって応援してくれたし、定年まで会社に勤める前提での種々の福利厚生施策がほどこされていた。例えば制服の無償支給や会 […]

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仕事-国内編
労働災害の経験と安全管理者

 会社員時代何度も労働災害にまつわる経験をした。被害者としてまた加害者としてそして安全管理者として労働災害を経験してきた。会社ほど安全ということに高い意識を持つ場所はないだろう。普段の生活の中では災害なんて起こらないよう […]

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バンド活動と音楽
京都拾得のマンデイライブ

 拾得と言えば京都のライブハウスの草分け的な存在である。昔の蔵を改造して作られた会場は防音が完璧で、異空間とも言うべき特別な雰囲気を醸し出している。拾得がライブハウスとして経営を開始したのは1970年代だが、開設以来本当 […]

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バンド活動と音楽
今出川通りを3往復すると京都が見えてくる

 京都と言えば、寺院が立ち並ぶ地域や、味わいのある街並みなどを挙げる人が多いだろう。しかし生粋の京都人?(母親は新潟生まれ京都育ち、父親は岐阜生まれ東京育ちだが)である私からすると、いかにも京都っぽい場所は観光の匂いがし […]

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