グーグルマップなしには生きられない

 車社会のアメリカにおいてグーグルマップなしには生きていけない。グーグルマップは何10マイル先の事故を教えてくれるし、渋滞があれば別の最速ルートを自動検索してくれる。複雑な高速道路の入り方もグーグルの細かい指示通りに進めばスムーズに進むことができる。日本の車なら通常非常に見やすいナビゲーターシステムが設置されているが、アメリカ人のほとんどはナビゲーターなど使わず、携帯電話のグーグルマップを見ながら運転をする。電波がある限りグーグルが安全走行を約束してくれるからだ。また買い物に行く、映画を見に行く、レストランに行くなどあらゆる用途でグーグルマップは役に立つ。初めの頃は本当にこの地図で目的地に行けるだろうかと心配したが、何度も使ってその正確さに納得するともうこれなしにはいられない。また飛行機を乗り継いで行くような出張の場合もグーグルマップは最強のツールとして効果を発揮する。飛行機から降りて空港内のレンタカーを訪ねて事前に予約した書類を見せると、どこどこでXXXの車を借りてくれということになる。そしてその車に乗って例えば200Km先のホテルまで移動するのは最初非常に心配だった。初めて降りた空港から本当に200Km先に目的とするホテルがあって、そこでセールスマン達が待っていてくれるのだろうか?と思った。また出張先で夜一人で過ごす際に、一人で気軽に入れるレストランがあるかなどもグーグルの情報により事前に調べておくことができる。こうした経験を積むことで、グーグルさえあれば欧米社会で生きていけるという実感を持つことができた。

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