自分なりの老後の美学
いよいよ定年延長が終わり老後の生活開始が見えてきた中で、自分なりの生活の美学を考えた。大きく分けて3つあった。一つは少なくとも80才ぐらいまでは人生をエンジョイするだけの健康を維持したいという事だった。2つ目は少なくともそこそこ人生をエンジョイするのに必要な最低限のお金を確保しておきたいということだった。そして3つ目は自分の人生を語る時に聞いてくれる人が近くにいてくれるようにしておきたいということだった。まず健康維持について、最初はジムか何かで運動することをしようと思ったが、ジムのように行っても行かなくてもよいようなものはいずれ止めてしまうかもしれないと思ったので、何か少し体を使って働くようにしようと考えた。仕事をするなら簡単に止めようとは思わないだろうし、またジムのように金を払って健康を維持するのではなく、金をもらって健康を維持できる方が良いと思ったからだ。次にお金の事だが、幸い人並みの退職金や年金がもらえることになっていたし、親が残してくれた財産を相続する予定もあったので、どうせなら自分の資産をしっかり把握して、多くは増えなくてもいいので減っていく分を少しでも補うことができるよう勉強をしてみることを自分の今後の課題とすることにした。そして3つ目については、まず世間に向かって何か自己主張を行おうと思った。そして自分の考えに賛成してくれる人がいれば、そういう人の輪を作れると考えて、自己主張できる仕組みを考えることにした。まず一つは65才までの「自分史」を作成し家族に残した。そしてその後はSNSに自分のブログを作り、いくつかのテーマについて書き始めた。
