お金の事1

 老後を始める上で3つのことを計画した。健康維持、お金の運用、自己主張による人の輪の作成だった。このうちのお金については結構勉強した。正直な所、株とか投資などというものには全く興味がなく、仕事一筋だったが、会社を離れてお金を作る道が狭まってしまった現実を見ると、今あるお金に少しでも働いてもらってお金が減っていくことに対して補うようにしようと思った。そういう意味で投資に関する書籍を何十冊と読んでみると、いかに自分がこういうことに疎かったがよくわかった。実際のところこういう勉強は学校では教えてくれなかった。そのため自分で一から勉強して、自分の常識や感性に合うものを取捨選択していった。まず一つは「自分の無駄」について考えてみた。気がつくと私の回りにはいらないものが山のように溢れていた。そういうものがあればあるほど、気が散って何かに集中することができないと思った。そこでまず身の回りのいらないものを断捨離することにした。幸い長女がこういうことに長けていてすぐに要らないものが減り始めた。次は生活を必要なレベルにするように変えていった。例えばお茶一つ買うのでも、以前は健康茶のような高級なお茶を買っていたが、健康は違うことで確保するとして安いお茶に変えた。そしてどこのスーパーがどういう品質や価格であるかを知るようになった。また電話代や保険について無駄な支出をしていたのでこれを見直した。こうしたことだけで、1ヶ月の費用は数万円以上下がった。こういう努力を早くからやっておけばと思ったが後の祭り。こうして「支出を絞る」ことについてまず基本を開始した。

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