老後の時間割
小学校の頃から時間割通りに行動するのが大事だと教えられてきた。それで老後も「自分の時間割」を作成して、時間割に沿って行動しようと思った。そして時間割を作ったが、それがいかにも実態感のないものになってしまった。例えば午前中は体を鍛えるために散歩するとかジムに行くといった計画を作ったが、散歩をするのも同じ道ばかり歩くと飽きてくる。そこで「散歩+喫茶店で新聞を読む」という項目も入れたが、これもマンネリ化する。要はメリハリが効いていない。来週のいついつは特別な事をする日だというメリハリがない。そんな事から退職後最初の3ヶ月はこんな生活をしていたが、じきにあきてきて早く仕事をしようと思った。仕事をすることの良い点は「仕事がある時=拘束された日」「仕事がない時=自分の自由にできる日」となり、仕事がない日に何か特別なことをやってみようという楽しみができるようになった。要は1週間を違う目的を持った2種類の日に区分してその時間割に沿って自分がやるべき行動を事前に決めることができるようになった。例えば何か新しい取り組みをするにしても、仕事をしている拘束された時間以外の中からどのような段取りや準備をして行動すべきかを計画したり、調べたりする楽しみができた。こうした中で、基本午前中は仕事、午後及び休みには自己主張のためのブログを書いて投稿することを考えていたが、どんな事をしてホームページを立ち上げるか、どういう内容のブログにするのか、どんなペースで投稿していくのか、などを空き時間を使って一つ一つ積み上げていった。
