企業戦士ライブその4
企業戦士ライブへの参加によりバンドについてどうあるべきか?や世の中の人の音楽への思いはいかに?やステージのかっことはよさなんぞや?など色々ためになる事を見聞きすることができた。ある時私たちバンドで一度なかやぶ地区のライブハウスに出ようという話になった。しかし参加費用がそこそこかかり1バンドだけでこの負担を負うのはきつかった。そこで企業戦士ライブで知り合ったバンドに声をかけることにした。声をかけたのはコンピューターの巨人と呼ばれた会社の日本法人の県内工場の人たちだった。この人たちは年齢も高く、またおそらくだがかなり役職の高い人たちが集まったバンドでひょっとしたらきついバンド参加費用も受けてくれるのではとの思いからだった。結果はこちらの思い通り、即答でやりましょうということで話がついた。このバンドの皆さんの持ちネタはベンチャーズで、私の年代の人ならよく聞いたテケテケサウンドを得意としていた。このオールドファッションなバンドと、私の踊って歌う華やか系バンドの組み合わせは対照的できっと良い感じになると確信した。最初のステージは相手のバンドの方が懐かしいサウンドを聞かせてもらい、後半は私のバンドが笑わせるというステージにした。そして最後にせっかくなので何かジョイントする曲をやろうという事になり、ベンチャーズ系バンドに私のバンドの女性が入って、ビーナスを演奏してもらい、逆に私のバンドでは高校生時代ロックボーカルをやっていたという相手のバンドの人に入ってもらい、クラプトンとディープパープルを演奏するというこの上ない楽しい一時を味わうことができた。
