体が悲鳴を上げる

 何とか再就職にこぎつけ毎日を緊張しながら勤務していたが、ある時から体中が悲鳴を上げるようになった。まず腰がいたくなった。考えてみれば前の会社でも7~8時間立ちっぱなしの仕事をした事はほとんどなく、帰ってくると腰が痛んだ。元々腰痛は容易に予想が出来たので、サロンパスを貼ったり腰にひもを巻いたり(腰痛ベルト代わりになるいらしいと聞いたので)して仕事をしていたが、日に日に腰は痛くなってきた。それで帰ってから1~2時間寝るようにしたが、これが効果を発揮したのか痛いなりに症状がそれ以上悪化することはなくなってきた。この話を同じ肉体労働をしている米国の娘に聞くと、体というものは同じ姿勢を続けると腰が痛くなるものだそうで、長く立ちっぱなしたり長く寝ていると腰が痛くなるようだ。この話に妙に納得して腰痛はよほどひどくならない限り気にしないことにした。もう一つは指先だった。ある時期から長くドライブをしてハンドルを握っていると指先がしびれるようになってきた。長らくこの原因がわからなかったが、同僚の女性より「指先がしびれませんか?」と質問を受け初めてこの仕事はこういう病気?になりやすいことを知った。毎日毎日数百の段ボール箱を開封し、店の棚に品出しすると次は段ボール箱をたたんで廃棄する仕事をしていた。この際に指にかかる力は相当あったのかもしれない。こんな事から真剣に仕事を続ける上で限界かと思う時期もあった。しかし指先も今の所大きく悪化する兆候はなく何とか乗り切れそうな気もしたので、当面あまりきにせずこのまま仕事を続けることとしたが、とりあえず大過なく過ごしている。

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