老人の強み

 若い頃に帰りたいという人が多い。しかし私はいつの時代も「今が最高」と思っている。(よく世間の人から前向きとかポジティブと言われるが・・)今会社を離れて2年目に入った。確かに体力的には若い頃に比べて、あらゆる機能が落ちてきているのは否めない。しかしそれでもその時代その時代で今までにない良さがあると思っている(信じている)現在四捨五入すると70才という年齢になってしまったが、気持ちの上では学生時代の若々しく何にでも挑戦する部分やサラリーマンでばりばりやっていた時代の考え方も残している。また服装もなるべく若々しい恰好を心掛けるようにしている。確かに戸籍年齢上は明らかに老人であるが、老人の良さ・強みもあると思う。例えばあくせく働かなくても良い点は老人のメリットである。時間はいくらでもある。あわてない。十分考えて決めれば良い。最善手を選ぶなら絶対に老人の方が若者より選び方はうまいはず。ああでもない、こうでもないと考えた上での結論を出すことができる。また若い頃はあれこれと誘惑が多く、何かの判断をするにも邪な考えが邪魔して正しい判断ができない場合がある。老人はあまり無理しない分、自分がやりたい事や自分がやれる範囲の事に割り切って判断をする分だけシンプルで正確な判断をするような気がする。若い頃のように世間に対するメンツやプライドもないので、朝令暮改するなど全く気にならない。たまたま気持ちが変わっておかしな行動をして変な奴とか変わった奴と言われても、自分が安全・安心である方がもっと大事だと思える。自己責任で行う分、世間の目を気にせず自由でいられる。

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