名古屋のジャズ喫茶ラブリー

 学生時代に全国のジャズ喫茶を訪ねまくった。場所は遠くでは北海道の帯広や釧路、東北の青森や仙台など旅行の合間にジャズ喫茶に行くのが私の基本的な旅のスタイルになっていた。そんな中で地元の京都のジャズ喫茶は勿論、少し足を延ばして大阪や神戸や名古屋の大都市圏の店にも訪れた。その中で名古屋のラブリーという店を思い出す。この店はネーミングがジャズ喫茶とは似つかわしくなかったのでよく覚えていた。場所は栄のテレビ塔付近のどこかであったような記憶があった。最近になってこの店がまだやっているのかGoogleで調べてみると、ジャズ・イン・ラブリーという名前のお店になっていた。場所は私が学生時代に訪れた場所と同じかはわからないが、ほぼ近い場所にはあるようだった。また私の学生時代の頃は、飲み物を出すだけの一般的なジャズ喫茶だったが、現在はちょっとした食事もできるようで、今風におしゃれな店に変わっているようだった。私がここを訪れたのは、京都でバンドをやっていたメンバーと一緒に車で名古屋までドライブし栄に車を止めて演奏を聴いたのが最後で、多分40年近く前のことだと思う。思えば名古屋では色々なことがあった。恋をした時代があった、広い広い道路を名駅から栄まで歩いてふらふらになった、パチンコの本場と言われて何度か挑戦してボロボロにやられた、フラットワウンド弦を売っている店に定期的に通ったなどなど。一度この店に行って、My青春come backしたいと思った。

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