マイレージで得する

 駐在員時代は乗るエアラインのマイレージで色々得することが多かった。マレーシア時代はマレーシア航空がワンワールドメンバーに入っていた関係で、ワンワールドに属する航空会社を主に使うことが多かった。マレーシア航空ではプラチナランクという最高ランクのマイレージを持っていたのでどの国へ行っても、ワンワールドのラウンジで特権を楽しむことができた。特にワンワールドはJALが所属しており、日本のラウンジでも利用価値の多いマイレージだった。ところが欧州の駐在になり状況は一変した。オランダのナショナルフラッグはKLMオランダ航空だ。この航空会社はスカイチームの連合に属していた。主な参加航空会社はエールフランス、米国ではデルタ、アジアでは大韓航空とあまり使い道のあるマイレージではなかったが、オランダのスキポール空港だけはナショナルフラッグの特権を謳歌できた。そして米国に移動するとアメリカン航空が主になった。アメリカは住んでいる都市により主力のエアラインが決まっており、私の住む都市はアメリカンが強かった。これにより再度ワンワールドメンバーのマイレージを使うことになり、日本との往復はJALとアメリカンの共同運航便を使うことになった。ただ時として航空便がうまく取れない場合に他の都市回りで帰ることがあったが、この場合にヨーロッパで取得したスカイチームのマイレージが役立つことがあった。例えばシカゴ経由で帰る場合はアメリカン(ワンワールド)が強いが、アトランタ経由で帰る場合はデルタ(スカイチーム)が圧倒的に強く、時と場合に応じて色々な選択をする楽しみがあった。

マイレージに左右された航空会社選び

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