ギター弾き方色々2
フォークギターやエレキギターで使われるピックにも本当に色々な種類がある。ひょっとしたらこれを全種類集めてコレクターになれるのではないかと思うほどだ。まずピックのタイプには2種類あって、フォークソングのスリーフィンガーに使われるような親指にはめるタイプと3本の指で挟んで使う一般的なピックの2種類があるが、一般的なピックの話に限定する。まずサイズは大きいものから指に隠れるような小型のものまであり、その形もいわゆる「涙型」から「おむすび型」など種々のものがある。また硬さも色々あって、薄くペラペラでぐにゃぐにゃしたピックもあれば、厚くて全然曲がらないような硬いものまである。柔らかいものは和音弾きするとシャラーンという綺麗な音色が出る。一方硬いピックは重低音を響かせ、音を切りながら演奏したい場合に使われる。どちらが良いとはいちがいに言えず、人によって好みが分かれる。私は個人的には薄めだがある程度硬いピックが好きである。理由はあまり柔らかいと単音弾きをする際にピックがうまく弦をとらえず正確な音を出しにくいと思うからである。しかし世の中には私の数百倍の早弾きをするギタリストがいるが、彼らのなかにはペラペラの柔らかいピックを好む人もいるので何とも言えない。またピックの素材は大体プラスチックだが、中には金属を使ったものもある。これは金属弦と擦り合わせる時の相乗効果を狙っているのだろうか?私は「薄くて硬い」という目的からレアなべっ甲ピックを使っている。通常のピックが@100~300に対して@1000前後するが、せっかく演奏するなら納得できるものが良いと続けている。

種々のカラフルなギター用ピック