2024年3月
物事を単純化して考えてみる
会社員晩年、「初級経営者」としてあるビジネスユニットの部門長を拝命した。気がついたら自分の上に相談する人もおらず、自分の判断で降りかかってくる経営問題に対処する必要がでてきた。その頃にはそれなりに場数を踏んできた私だが […]
仕事において自分が苦手だったこと
私の長所でもあり、短所でもあった点は「自分でできない事はうまくできる人を探してその人にやってもらうようにする」という性格にあった。仕事がうまくいくように、日頃から自分の回りの人間を注意深く観察して、個々人の特性をしっか […]
仕事において自分が得意だったこと
私の40年近いサラリーマン時代は一口に言えば「自分の弱い部分を補いながら、自分の強みを生かす」が私の処世術だった。自分弱い所を挙げれば数限りなくあるが、強い部分は指で数えられるぐらいしかなかった。例えば私は人との対人関 […]
リフを浮かべながら歩く
私は昔から歩くのが好きで、今でも平均すると一日一万歩近くを歩いている。仕事が忙しかった62才まではデーターを残していないが、それ以降毎日データーを付けているが、現在これを書いている時点で約5年間これを続けていることにな […]
北海道のユースホステルの思い出
私の学生時代は多くの人がユースホステルを利用していた。この利点は何といっても費用が安いということだ。国の補助もあり、食事も込みで普通のビジネスホテルの半額ぐらいだった。しかし欠点というか少し気になる点は、まず酒が飲めな […]
女性中心バンドの反響2
工場で始めたバンドだったが、その人気は徐々に他の工場へも伝わっていった。「どうもN工場にまるで昔のキャンディーズかピンクレディーのように女の子が前で歌って踊る派手なバンドがいるらしい。まるでプロのバンドみたいだ」という […]
女性中心バンドの反響1
会社に入って8年目に工場はひどい水害を経験した。この水害により工場で働く人は疲弊してしまった。当時若者のリーダーだった私は何とかこの暗い雰囲気を吹き飛ばせないかと考えて、社員の中から「歌って踊れる明るい女子」をスカウト […]
ベルパトロールはマレーシアで却下
どの国の生産会社でも必ず掲げているスローガンに「安全第一」がある。安全は利益や品質や生産量や販売量といった会社のどの目標よりも上位にくる。どんなに会社の状況が良くても働く人がけがをしたり、事故にあって最悪の場合死に至る […]
生産回復の儀式あれこれ
製造会社にとって良い生産というのは利益の源であり、お客さんへの潤沢な製品供給や販売につながる。そのため特に工場の人間は日夜「安定生産」のために必死で働いていると言っても過言でない。しかし時には種々の理由でこの「安定生産 […]