色々悪くなる体2
結局40年間のサラリーマン生活では後半体を少し悪くしたが、最後はストレスの少ない業務への移行と酒量の減少により健康に定年を迎えることになった。そして以後3ヶ月は失業保険で色々な土地をブラブラしていたが、毎日が日曜状態でのんびりする事ができた。そしてこれだけ健康なら暇を持て余さないよう、少し小遣い稼ぎも兼ねて仕事に出ることにした。この頃は元気満々であったので、仕事がなかなか覚えられないことで怒られる事はあっても、その他は精神的にも肉体的にも快調と言えた。さらに良かったのは体重が毎週のように下がってきたことだ。毎日仕事で大汗をかいて帰ってくるので、晩に少々多めにビールを飲んでも翌日には仕事で綺麗に消化されており、体から余分の脂肪がどんどん抜けていった。バイトを始めた頃78.5Kgあった体重は一旦73Kgまで減り、以後多少のリバウンドはあったものの74Kg前半で維持されている。これにより血圧は冬場の気温が低い時期でも正常値を示し、また今まで範囲内とは言えギリギリだった種々の値も正常値の真ん中に入るようになってきた。こうして体内の数値は大変改善できたが、一方で外的?なことが問題となってきた。一つは長時間の立ちっぱなしの肉体労働による腰痛を感じるようになった。ただ体を動かせないほどの腰痛でなく、仕事の休日にしっかり休んで時々シップを貼る程度の処置で済ませている。しかし爆弾を抱えたようなもので常に注意は必要と思っている。もう一つは手のしびれだ。段ボール箱をつぶしてたたむ仕事を毎日続けるうちに手先がしびれるようになってきた。これもどんどん進行しないようなので様子を見ている。

数時間立ちっぱなしの仕事で腰の痛みが出るようになった