何のための予習・復習?
考えてみれば、子供の頃から予習復習ばかりしてきた。学校から帰ると先生から与えられた宿題をやらなければいけなかった。必ずそれは納期があって、仕上げてこないと先生に怒られたり皆に笑われたりした。また塾などに行くと、予習をする癖がついた。少しでも授業をしっかり理解するために予習をしていくと塾の授業についていけた。こうして小学校の頃から予習復習の癖がついたまま会社へ就職すると、次は自分が与えられた仕事についても同様に予習復習をするようになる。会社での失敗に反省する時は、失敗の原因がなんであったか考え直し、どうすべきだったかを考えてみるようになった。また明日に何かの会議でプレゼンテーションを行うならば、どういうアピールをすれば良いかを事前にじっくり練ってプレゼンテーションをまとめたりした。これは自分の仕事が円滑にいくようにであることは間違いないが、「人から見られて恥ずかしいことをしたくない」とか「人に褒められたい」といった人の目線が気になっていたこともあると思う。しかし今そういうことを思い出すと随分不自然な気がする。何で自分が思うようにやらずに、人の目線ばかりきにしていたのだろうか?これは定年退職してからではなく、経営者の立場でものを考えるようになってから自覚するようになった。勿論経営者の立場でも社長に怒られるのは嫌だが、社長のために予習復習するのでなく、自分の為に予習復習するようになったのは少し成長した気がする。今は予習・復習はあまりしないが、しいて言えばこのブログがそれにあたるかな?

自分のための予習・復習をやるべきだ