京都「都雅都雅」へ行った

 たまたま知り合いのアマチュアバンドが演奏をするということで、京都のライブハウスへ行った。名前は都雅都雅という京都のライブハウスらしい名前だった(例えば京都では磔磔、たくたくというような名前の店がある)京都を離れてからは長らく京都のライブハウスには行っていなかったが、少し緊張して中に入った。店内はライブハウスらしいざっくばらんとした雰囲気でチャージ料を払って好きな席に座る形式だった。京都のライブハウスでの演奏を見に行かなくなった理由の一つは仕事に追われてゆったりとした気持ちになれなかったというのが主原因だが、一方で何十年も京都を離れると私が京都にいた当時に一世を風靡したようなミュージシャンがいなくなり、新しい世代の知らないミュージシャンだらけになってしまったのもその要因だと思う。しかしながら暗闇の中でよくよく壁にはってある古いポスターを見ると随分懐かしいミュージシャンの姿を見ることができた。例えば2012年にこの世を去った元ウエストロード・ブルースバンドのリードギタリストの塩次伸二のポスターがまだ貼ってあった。私がこの店を訪れたのが2023年なので、実に10年以上はがされることなくこのポスターは貼り続けられていたのだろう。また他に昔京都で活躍していた?ミュージシャンの写真はないのかと見ていたら、何と元ピンクピクルスという女性2名のユニットの一人茶木みやこさんのポスターを発見した。今やピンクピクルスというバンドの名前は忘れ去られているかもしれないが。こうして良き時代の京都をアピールするライブハウスがまだ存在するのに嬉しくなった。

京都の四条河原町にあるライブハウス都雅都雅

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA