各国でカフェに入る
カフェには世界各国で入ったが目的は国により結構異なっていた。日本では一人で入れる店が多く、多くの人が多目的でカフェあるいは喫茶店に入ることがある。一方マレーシアで入るカフェははっきり言って「避暑対策」である。ちょうど日本の営業マンが猛暑の中背広を着て客先回りをして、大汗をかいて少し涼をとるために喫茶店に入ってアイスコーヒーを頼むようなものである。ただ私はマレーシアのカフェではアルコール飲料(カクテル系の飲み物)を注文した。いつも休みの日に街中に出かけて、少しいい気持ちになりたい時にカフェに入った。欧米に行くと少し事情が異なった。欧州の時はホテル以外に道端ではwi-fiがつながる場所が少なかった。赴任したばかりの時は、少し気晴らしに散歩をしに街中に出かけた際に仕事を思い出したり、電話が日本からかかってくることがあった。こういう時にパソコンを開けたくてもwi-fiがなければ開けることができない。(当時はデザリングなどという技がある事をしらなかったし、またそういう機能がついている携帯電話を持っていたのかも承知していなかった)それで仕方なしに、落ち着いた雰囲気のカフェに入ろうと思うが、なかなか敷居が高い。皆友達と談笑している中で、アジア系のおっさんが一人で入るのはあまり様にならない(と思っているだけかもしれないが)まず入る際にwi-fiが設置されているか確認してから入った。私の住んでいたオランダ北部の都市では大通りに面したほとんどの店にはwi-fiが設置されていた。一旦入ってしまえば、気持ちをリラックスする意味で白ワインなどアルコールを頼んでから仕事に没頭した。

ちょっと一人で入りにくい欧州のカフェ