オランダぶらぶら1:ユトレヒト

 海外では休みの日は必ずと言ってよいほど、ドライブや散歩をしながら色々な街を観察した。おかげで私は老後も色々な街へ行って、観光気分でぶらぶらする能力?を開花するようになった。最も安易な方法は車で数100Km走り(欧米では高速道路の数100Kmは決して長い距離でない)、適当にグーグルマップで“Sightseeing near here”とググると色々な場所が紹介されるのでそれを頼りに走りまくった。しかしオランダは日本と同様鉄道が整備されていたので、たまには鉄道で行くのも良いと思いユトレヒトという街に出かけた。ユトレヒトは実はオランダから鉄道でドイツのデュッセルドルフの展示会に行く際に乗り換え駅であったので覚えていた。事前にこの街を調べてみると、このユトレヒトにはあの「ミッフィーちゃん」で有名な漫画家?が生まれた土地であることがわかった。私の住む北部の街からユトレヒトまでは約1時間かかった。ユトレヒト駅を降り、早速街中をぶらぶらしたが、はっきり言って街並みはどこもほとんど同じだと感じた。オランダは地面が低く、海抜下に位置する土地が多い。そのためどこへ行っても川や湖が見られ、川はほとんどが船の走行を可能にしている。いわゆる「跳ね橋」の類もオランダならどこでも見られ、ユトレヒトも同様だった。途中ある信号機に驚いた。通常歩道用信号は赤、青の丸いランプが取り付けられているが、ミッフィーちゃんの形をした赤、青も信号が見られた。街は静かで数ヶ所の美術館で絵画や美しい庭を楽しむことができた。そして最後は「ミッフィー記念館」なるものがあり、小さな子供たちに混ざってキャラクターを楽しんだ。

ユトレヒトの街中にあるミッフィーちゃん信号

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