浜松ブルースフェスティバル
YouTubeで浜松ブルースフェスティバルというのを見た。浜松駅の近くの路上にステージが作られ、一般人が路上で演奏を聴いていた。ぱっと見ると皆が楽しそうに演奏しているという感じだが、私はこれを見て「なんで浜松や?」と思ってしまった。浜松と言えば餃子か鰻ぐらいや。いやいや王将の餃子は京都が発祥や。何と言ってもブルースと言えば関西であり、京都であり一歩譲っても大阪やという意識が強い。またもしも関東を選ぶと言うなら、ロックンロールが発祥した横浜ならまだ許せるけど静岡ではないやろと思ったわけだ。しかしよくよく考えてみると理由がない訳でもなかった。それは浜松にはヤマハがあった。ピアノでは勿論世界的に誇れる楽器制作を行い、さらにはあの和製ギターを世界でもメジャーにしたヤマハである。(実際私の高校時代の友人は京都を離れてヤマハに就職している。当時彼はロックンローンばかり弾いていて我が校のギターチャンピオンだった)また浜松駅の横には「YAMAHA博物館」の建物があり、第一人者として楽器制作の歴史を顕示している。京都からもバンドが出ていた。8823ブルースバンドという名だ。「8823謎の人、8823海底人」の8823か?いかにも関西人らしい命名だ。また関東からはハードロック上がりのバンドが出演していた。また隣県の名古屋からも数バンド出ていた。後々知ったが、京都で一世を風靡したブレークダウンのメインボーカルである近藤房之助の活動拠点が現在も営業している名古屋市内のライブハウスであり、名古屋にもブルースの風が吹いていたようだ。

浜松ブルースフェスティバルでは今もがんばる素晴らしいバンドが出演