健康的に生きられた会社員時代

 40年ぐらいの長いサラリーマン人生だったが、幸いに大きな病気やケガもせずに無事に定年することができた。身体検査では色々成人病の数値で悪い結果も出たが、毎週数回の宴席がなくなってからはこれも良化方向に向かい、会社を離れた現在は大きな問題なしという状況だ。また人から言われるのは、「Rainさんはとても若く見えて結構ですね」という誉め言葉?だ。逆に言うと「何の悩みもなくおまえはサラリーマン人生を送ってきたのか」という嫌味とも取れるような言葉だ。実際私はこの40年間ほとんどストレスというものを感じずに自分の行動に納得して仕事をすることができた。その理由は物事を深刻にとらえないという良い性格?を持っていたからではないかと思っている。何か難しい問題が起こると心配して悩んでしまう人も多いが、私はきっとそのうち解決できる日が来る、きっと誰かが助けてくれるといった楽観論を常に持っていたし、実際大きな問題に何回か直面したが、時間がほとんどの問題を解決してくれた。そしていくつもの問題解決を通じて多くの同士や仲間という財産を得てきたと思っている。そして世界の各地域へ精力的に回り、皆に笑顔を振りまきながら現場を回ることをモットーとしてきたので、私の評価は「若々しく元気な人」というイメージだったのだろう。ところがそうした「甘ちゃん」的な行動を徹底的に批判した上司もいた。「物事をしっかり論理的に考えて答えを出せ」「おまえの仕事には論理的なシナリオがない」などと言われた時期もあった。この指摘はまさにその通りだが、この指摘に私は半分くらい従い、半分くらい従わなかった。結局自分は自分なのだと思う。

会社員時代元気に生きられたことは幸福だった

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