ガンからの生存5年目

 日本人の死亡原因で最も多いのがガンだと言われている。特にステージ4になると「余命〇〇ヶ月」と宣告されすぐに死亡する確率は格段に上がる。しかしこのガンも昨今は医学の進歩により徐々にではあるが怖い病気でなくなりつつあるような気もする。私の次女は2016年に米国人と結婚して米国へ移住した。ところがその翌年に旦那さんにガンが見つかり病院との入退院を繰り返すようになった。ガンが見つかった時にはガンはかなり大きなサイズになっていた。また旦那さんの年齢も当時41才とまだ若く一時期は今後の事も含めて大変心配した。次女はまだ車の運転もできず、旦那さんが入院している間は米国で猫3匹とアパートに引きこもっていた。つい最悪の事も考えてしまいストレスの溜まる毎日だったようだが、たまたま私がその時期米国駐在として米国に行き、しかも彼女の住所からわずか20分の所に住む事になったために、時々は彼女と食事をして愚痴を聞いてあげることもできた。その後旦那さんは大学病院で治療を受けていたが、徐々に良い方向に病状は改善し、2018年半ばにはCancer survivor(ガンの完全完治者)という評価を得るところまで改善した。その後私はその年の終わりに日本へ帰任した。しかしガンは再発の可能性もあるし、逆に再発すると危ないとも言われている。よく「ガン完治5年目生存率」という言葉も使われる。先日たまたまFace Bookを見ていたら、旦那さんのお母さんが「息子がガンから生存5年目を迎えた」という記事を出していた。思わず「良かったね。我々日本のファミリーも喜んでいます」という返信を出してしまった。

次女の夫は2018年にガンを患ったが「5年生存率」を越えることができた。

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