メンタルが弱い欧米人

 欧米人や中国人がしゃべっている姿を見ると毅然とした態度で絶対に相手に負けまいという姿勢が見てとれる。日本人ではなかなかあそこまで頑張れず、欧米人や中国人はメンタルが強いなあと思っていたが、最近必ずしもそうではないと思うようになってきた。まず欧米人や中国人は面子というものを大変重要視する。人前で自分の意見を曲げられたら大変恥ずかしいと思うので、まずは言い返して相手の意見を徹底して否定しないといけないという部分がある。日本人はある面子供の頃から人前で怒られるのに慣れており、口論になって負けてもそれほど恥ずかしいとは思わないのかもしれない。そういう意味では日本人の方がメンタル面では許容量があり強い所もあるように感じる。また欧米も中国も昔から他国と戦争を続けてきた文化がある。相手が攻めてきたら即座にやり返さないと祖国や自分たちの住む場所が廃れてしまうという経験をしてきている。したがって常に「打たれたら打ち返す」というガンファイトの考えが底辺にある。またよく欧米人は論理的であると言われる。おかしい考えには絶対に迎合しないという文化がある。その為にははっきりとした理由を言い合って納得する/させる必要がある。その点日本人は「はっきりさせる必要はない」と考えている。「そういう考えもあるし、違う考えもある」と受け流して、結論を先送りする事を気にしない。私が欧米人とのビジネスで最も疲れたのが、この「何故かはっきりさせる」という点だった。そして最後自分に合わない結論を突き付けられると欧米人はがくっとなりよく会社を休む。さてどちらのメンタルが強いの?

意外にメンタルが弱い欧米人が多い

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