矢沢永吉74才で武道館150回コンサート

 いつまでも音楽を続ける人が大好きだ。いつだったかこのブログで沢田研二さんを紹介した。彼は75才になっても白髪を振り乱しながら縦横無尽にステージを走り観客を魅了するステージを続けている。こんな人はなかなかいないなと思っていたら最近また同年代のスターのステージを見てしまった。それは矢沢永吉さんで、彼の年齢も74才とほぼ沢田研二とは同学年に近かった。矢沢永吉というと若い頃やんちゃした大人がそのファンの中心となっている。彼のデビューはキャロルというロックンロールバンドである。日本のロックの歴史から言うと、まず一世を風靡したウエスタンカーニバルの頃から始まる。出演者ではミッキー・カーチス、平尾昌晃、山下敬二郎そして尾藤イサオなどと同時にブルーコメッツや寺内タケシとバニーズなどのグループが参加をしていた。これに加わるようにいわゆるグループサウンズと呼ばれる多くのバンドが参加した。この中には沢田研二が加入していたタイガースも同時期だった。一方矢沢永吉がいたキャロルは少し生い立ち?が違う。彼らは元々暴走族上がりのメンバーが多く、革ジャンを着て、髪型をリーゼントにまとめてロックンロールを歌っていた。当時は「和製ロックの走り」と呼ばれた彼らだが、今聞いても決して演奏は上手くなく日本のロックはまだまだだと子供心に感じたものだった。しかしその後「Bigになるぜ」と言っていた永ちゃんは本当にBigになりいまだに多くファンをつかんでいる。体型もまだ若い頃のままで歌う姿はすごくカッコよかった。ただステージ開始時間は17:00~だそうだ。矢沢永吉も観客も夜はきつくなってきたらしい(笑)

70才を越えても精力的に活動する「昔のヤンキー」矢沢永吉

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