左ハンドル運転で2日目にパンク
海外に8年間いたが、欧州と米国ではいわゆる「左ハンドル」(右側通行)の運転をした。オランダに着くなり、工場で通勤用のリースの車を貸与された。「ホテルへはナビを見て行けば良い。明日からは8時に出勤してくれ」と言われたが、その時になって初めて左ハンドル&右側通行で運転しないといけない事に気がついた。その日は何とか必死でホテルまで運転したが、正直喉がからからになり緊張する経験から欧米の生活が始まった。そして翌日会社から帰る際に右に進路を変更して何かの店に入る際に、車輪を強打してしまった。いわゆる「内輪差」というやつをしっかり意識せず右に舵を切ったためにタイヤが路肩の石と接触したようだった。その後そのまま運転していると、車の計器から警告の表示が発生していた。何かよく理解しないままに運転を続けていたら、信号で停止中に自転車に乗った人から「タイヤがパンクしているよ」と注意を受けた。慌てて車を路肩に止めてタイヤを見たらタイヤが完全にパンクしていた。どうやらタイヤの一番弱い腹の部分が当たったようだ。そういう目で車の計器を見ると、「タイヤ空気圧=0」という表示であることがわかった。ちょうどホテル近くまで来ていたので、ホテルの前に車を止めた。まだ右も左もわからない状態だったので、ホテルで車の修理屋を呼んでもらって修理を行うことにした。幸いホイールはしっかりしており、タイヤと付帯部品の交換で済ますことができたが、それでも日本円で5万円近くかかってしまった。以後「右側通行なので右折時は内輪差に十分注意せよ」と念じながら安全運転に心がけるようにした。

欧州で右ハンドル運転2日目にタイヤをパンクさせてしまった