アメ車と欧州車の比較

 会社を離れて2年目に「最後の」車を購入する決断をした。外車も考えたが、やはり日本の最新の車で行こうと思った。車を手放すのは実に10年目になるが、この間の8年ほどは海外で暮らしていたので、あまり日本車に対しての知識は無かった。この間にオランダではメルセデス、ボルボなどの欧州車を、米国では米国製カムリ、日産/ホンダそして一時ダッジにも乗った。この間に車に対して色々比較して「車の具備すべきもの」を学んだ。欧州車はスタイルやデザインという点では米国車に完全に上回るというのが私の感想だ。やはり芸術や歴史などの面で一歩上を行く欧州人にとって車は「個性を表すもの」でないといけないのだろう。形を見ても外観カラーを見ても日本ではあまりお目にかからないような斬新なものを見ることができた。車のサイズは、歴史ある石畳のある細い道を走ることも多いので中型車が多い。またこの風景と車の色はよくマッチしているような気がした。またEVなど先進の車の取り入れも早かった(実際はトヨタにエンジンで負けたフォルクス・ワーゲンの策略という話もあるが)一方アメリカは何と言っても車がでかい。軽自動車など見たことがない。国中にハイウエーが走っており、でかい道やでかい駐車場があるからあまり車のサイズは気にしないで良い。また日本のように鉄道の整備がないので、よほど遠ければ飛行機だがほとんどの場合車で移動することになる。したがって長距離運転に適したでかい車ということになる。ハイウエーばかり走るので燃費はかなり良い。多分3000㏄の車でも15Km/Lぐらい。所変われば車も変わる。私は日本に適した日本車を買う。

ダッジ・チャージャー。ワイスピでお馴染みの暴走族系の車にも乗った。

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