ドギーバッグに入れて持ち帰る風習

 次女がアメリカ人と結婚した関係で何度かアメリカンファミリーと食事をすることがあった。先方の夫婦は70才近く決して大柄ではなくよくTVで見る大食漢のアメリカ人とは全く異なっていた。食事に行っても一般的なアメリカの料理は彼らには多すぎて食べられないため、店にドギーパックをお願いして持ち帰るようにしていた。アメリカではその食事量の多さもあって持ち帰りをする人が多い。日本も昔は持ち帰りのシステムがあったがある時期から見られなくなった(多分食品衛生上の問題からか?)しかし本来アメリカのレストランの量は多すぎると思う。これだけダイエットやスタイルのことが重要視される時代になったのだから、もう少し量を減らすとかサイズ別に分けるようにすれば良いのではないかと思ってしまう。余談になるが初めてアメリカに一人旅した時に、サンフランシスコの海辺でピザを頼んだ。回りの人が滅茶苦茶に大きなピザを食べていたので、あれはとても食えんと思い「Junior high school student size」というのを注文したのだが、出てきたのは大人サイズを少し小さくした程度の巨大なピザだった。アメリカ人は中学生ともなればほぼ大人と変わらん量のピザを食べるのかと驚いた。私は基本的には出されたものはレストランで食べきるという考えだが、出張などで立ち寄ったバーベキュー屋でどうしても食べきれなかった場合は、ドギーパックにいれてもらい夜中にビールと一緒に肉をつまむという事もあった。ただこういう食生活を続けていると体にも良くないと思った。アメリカ人もそう思っているようだが食い気が先行するらしい。

米国では食べきれないと「お持ち帰りバッグ」を用意してくれる

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