私のコンピューター歴
現在は誰もがパソコンなしには生きていけない時代になってしまった。しかし最初このパソコンが普及していく時代には、すでに中年にさしかかっていた私のような年代のおじさんには、えも言われぬ不安を感じずにはいられなかった。それまでは「パソコンなどなかっても何とかなる」とか「機械ではできない部分を人間は多く持っている」とか言い訳をしてパソコン操作を覚えるのを避けている面があった。しかしそれもいよいよ避けようがないとわかった日から私も他の中年おじさんと同様WordやExcelを学ぶようになった。元々こんな時代だしまたあまり上手い字を書けないので、少なくともワープロぐらいは自分でできるようにならないといけないとまずワープロを始めることを考えたが、当時はワープロ専用の機器とワープロソフトの付いたパソコンのどちらを選ぶかの選択に迷った。今なら問題なくパソコンを選ぶが、当時はそのぐらいパソコンの価値はまだ低かった。しかし色々な人からのアドバイスでパソコンを選び、さらにExcelへと進んでいった。特にWindows‘96の発売は私のパソコン購入の背中を押した。Windows’96のキャッチフレーズは「誰もがパソコンを触る時代になった」というもので、いよいよ本腰を入れてパソコンに向き合う必要があると決意した。それからは仕事で普通にパソコンを使うようになった。特に特殊な使い方を覚えることもなかったが、パワーポイントというプレゼンテーションソフトは会社後半経営の立場を拝命するようになってからは使用頻度が増えた。拙い英語のプレゼンテーションもこのソフトに沿って行うとそれなりに様になった?

パソコンを覚えて以来色々なソフトに巡り合った