ハグする外人、慣れない日本人

 外国でなかなか思い切ってできない仕草に「ハグする」がある。日本ではまず人前でハグする日本人を見るのは極めて稀なケースだ。おそらくハグするのが違和感なく見ていられるのは、例えば自分の学校や地域のチームが優勝した瞬間に皆で抱き合うとか、卒業式や特別な表彰式でハグするぐらいだろうか?しばらく会わない人と久々に会ってハグするかと言えばほとんどしない方が普通だろう。ところが欧米人は日常的にハグするのが習慣に入り込んでいる。私も米国駐在時代はしばらく会わないメンバーと会ってはハグしたし、転勤で離ればなれになる同僚との別れにはハグをした。さらに欧州の場合、さらに顔を近づけ頬をくっつけるチークタッチ?の習慣もある。これはハグに慣れている日本人でもなかなかできる人は少ないだろう。ところが欧州人は男同士や男女で普通にしかも違和感なく恰好よくする。元来日本人は言葉で親愛の情を示すというのが一般的で、体を接触して親愛の情を示すような行為は基本的に好まないところがある。このあたり我々日本人から見ると欧米人はやたらべたべたしていて違う人種だと感じてしまう。しかしこれも環境が変わると違う。欧米に暮らしていた時は、日常的に握手をするし、ハグぐらいはした。「郷に入れば郷に従え」ということだ。昨年ドジャーズが優勝をして大谷、山本ら日本人もチームメートとハグし合っていた。ただこれが欧米でも日本人同士となるとやや抵抗がある。日本から来た日本人女性の通訳は欧米人とはハグしていたが、何故か駐在員の日本人の男性とはハグしにくいようだった。やはりどこか日本古来の習慣を意識するのだろう。

欧米人が普通にするハグが日本人はできない

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