途中入社が増えてきた
ひと昔前の企業の人材採用と言えば、ほとんどが新卒採用でありわずかに特殊業務でスカウトされる社員が年に数名いたぐらいだった。しかしこれは海外の企業から見ると大変不思議な事で、一生に数回は仕事を変える欧米人の目からは違和感のある国に映っていたのではないかと思われる。ところが現在の人事状況を見ると、この採用形態が少しずつ変化しているように見える。2025年私が勤めていた会社の状況を見ると、新卒採用される人と「途中入社」する人を合せた全採用人数の中で途中入社する人の比率は大体20%ぐらいではないかと思われ、この比率は年々上がっているように見える。考えてみれば何故新卒採用でなければいけないかははなはだ疑問である。途中入社する人が新卒採用の人に比べて劣っているかと言えば、全く逆ではないだろうか?若干なりとも企業に勤めた経験がある人は会社という組織に対する理解も進んでいるし、会社員としての基本的な理解力も高いと思われる。言葉使いも敬語を含めて会社員用語?が使える。それでは何故昔は新卒採用だったのだろうか?今から思うに、「色がついていない社員を育てる」というのが当時の企業の文化の中にあったのではと思ってしまう。一旦他の会社に入ってその会社の持つ「美学」とか「哲学」に染まった人を採用すると、自分たちの経営に反するような生き方をしてしまうといったおかしな考え方があったのではと思う。しかしその純血主義も現在の考えから言えば、グローバルな考え方の方が良い、最低限の礼儀があれば多少の軋轢もOK、むしろ異なった考えウエルカム、みたいになっているのだろう。

近年途中入社採用が増えてきている


