バークシャハサウエイの人と仕事した
バークシャハサウエイという会社名をおそらくほとんどの人が聞いたことがないだろう。オーナーはウォーレン・バフェットで、米国株式界で「投資の神様」と呼ばれた超有名な人である。貧しかった子供の頃に株の面白さに気づきコカ・コーラなどの株に長期投資してひと財産を作り上げた後、自ら投資会社を興しさらにその価値を何千倍にも膨らました伝説的な投資家である。最近は日本でも当時それほど人気が無かった商社株の価値を見つけ、その株価を何倍にも上げたことでもよく知られている。そのウォーレンバフェットが経営する投資会社がバークシャハサウエイで、その傘下にいるある素材メーカーの会社と一緒に仕事をすることになった。事の発端は私の担当するビジネスユニットがグローバル展開を目指して色々な会社と接触していた時のことだ。我々の会社は日本やマレーシアに製造拠点を作りアジアでは一定の影響力を持つ会社だったが、世界市場の中心は欧米にありそれらの地区には製造拠点を持っていなかった。そんなことから、欧米のメーカーとの合弁を含めたM&A(企業買収)を考えていた。そういう中で過去技術面での付き合いのあった米国の会社にコンタクトしたが、この会社は経営不振でもう経営権はファンドに移っていた。そのファンドがバークシャハサウエイだった。ファンドという事で技術については大したことはないのかと思ったが、一生懸命勉強していてセンスの良い考え方をしていた。またマレーシアに彼らが訪問した時も観光など断ってひたすら本社と議論していたのには驚いた。まさにウォールストリート上がりの製造マンたちだった。

「投資の神様」ウォーレンバフェットが直接経営する製造会社と仕事した


