そうやって見るとたくさんある名古屋のジャズバー

 定年してから数年して音楽の趣味を再開した。定年後まずは自分の足元を固めることに重点を置いた。失業手当を受けるまでの3ヶ月間は仕事もできず、「毎日が日曜」だったが、最初の10日間を除き「退屈で退屈で」の毎日だった。仕事がある/ないでの一番の違いは「スケジュール」を作れる/作れないにあった。現役の頃は仕事が中心で「仕事がない時に何をするか」がスケジュールの基準になった。ところが毎日が休みになると、毎日の強弱のメリハリがなくなり、暇なのに「気合を入れて遊ぶ」という情熱が薄れてしまった。そのため急いで再就職?(アルバイト)を探すことにした。幸い定年後4ヶ月目にまた仕事を始めることができるようになった。アルバイトとはいえ昭和生まれの労働に手を抜けない世代の私はすぐにアルバイトに集中し、そこそこ仕事を覚えるまでの数年は仕事中心の生活をした。しかしさすがに数年同じアルバイトを続けると私の中の「遊びの虫」が動き出した。そしてしばらく悶々としていたが、急に新たな趣味を見つけることもできず、「昔取った杵柄」でジャズにもう一度はまろうと思った。そして弦が錆び付いたギターを弾き始めたりしたが、同時にライブハウスへ聴きに行くことを思い立った。学生時代にもジャズクラブへ少しお洒落して通ったが、やはり学生では様にならなかった。今や60才を越えて「十分人生を熟知した大人がジャズバーでバーボンを飲む」というイメージは私の美学にマッチした。そして当時長女を誘った関係もあり名古屋のジャズバー巡りを開始した。街中の栄や新栄、南の金山、西の覚王山などジャズバーは名古屋市内に10軒以上あった。

名古屋には毎日ライブをやるジャズバーが一杯あるよ♪♪

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