壁の花になるな、似非CEOがんばる
一時だが石破さんが首相になって外遊に行ったが、各国首脳が集まったG7では話し相手がおらず大変寂しそうだった。でもこの姿は一般の日本人の典型的な姿として私は理解が出来た。例えば欧米人は何かイベントがあると必ず皆をパーティーに招く。話し上手な欧米人はこうした場を利用して利害関係者との関係を築くこうとする。ところがこういう場にいる日本人は孤独になる。まず彼らほど英語が巧みにしゃべれない。また欧米人が好むような話題を知らない(と思い込んでいる?)よくこういう状況を揶揄する言葉として「壁の花」というのが使われたことがある。しっかり正装をして万全の態勢でパーティーに参加しているのになかなか輪の中に入れず、壁に張り付いて一人酒を飲んでいるという姿だ。私も初めて20代半ばで外国に行った時はそういう感じだった。しかし50代後半でアジア~欧州~米国と駐在した時は敢えてこういう「無様」?な姿にならないように気合を入れてパーティーに臨んだ。ともかくまず誰彼となしにしゃべる。失礼か失礼でないかはあまり気にしない。何故なら私の立場は世間で言うCEOだったから、少々変な発言や発音をしても勝手に良いように解釈してくれると思うようにしていた。ともかく「自分の土俵でしゃべり、相手の言うことはある程度遮って自分の話を続ける」ことを作戦の一つとしていた。こうしないと途中で話題がどうなっているのかわからなくなるからだ。そして相手に「無茶苦茶な発音だがとにかく前向きにがんばろうとしている会社」という印象を植え付けられれば私の使命は完遂すると自覚していた。自己否定してがんばった良い経験だった。

欧米のパーティーでは英語力と話題の無さから「壁の花」になりがち


