海外での職場会議の配慮

 色々な国で働きそこでの会議を通じて国民性みたいなものを感じてきた。中国人や韓国人は会話において意見が合わないと自己主張するが、理路整然と話をして明らかに彼らが間違っている場合には「話のすり替え」をして何とか自分のペースに持ち込もうとする面が多々見られた。初めは技術的な議論をしていたはずが、「そういう考え方を育てた組織が悪い。だから日頃からは私は違う考え方をしていた」みたいな話をする。こうなると場がしらけて本気で議論をする気がなくなる。同じアジア人でもマレーシア人の場合日本人は戦後からずっと「アジアの模範国民」と思われていたようで、日本人が彼らの意見を正すと基本折れてくれた。ただどの国でも同じだが人前で「おまえは間違っている」というのは決してやってはいけない。メンツを守るのは万国共通だ。私の勤めていた会社は1990年代初めに独力でマレーシアに工場を作り経営を始めたが、当初は「日本式」の教育をマレーシア人にやっていたそうだ。戦後の日本人は「どなられて育つ」文化を共有していたので、工場開設当初は皆の前でマレーシア人に怒鳴ったそうだ。マレーシア人はその場は我慢しているが、それが原因で離職する人も多かったらしい。欧米で働いた時は新しい試みを始めるのに大変苦労した。誰しも現状維持が一番楽で変更を好まない。色々試行錯誤したが、最終的に行ったプロセスは①自分の夢を切々と語る②日本で実績のある方法を説明し推奨する③現状維持を却下しまずやってみる事をお願いする④私がやりたいのだから結果責任は私が持つ。こうすることで嫌々?彼らは動いた。

海外ではお国柄で外国人に気を遣いながら会議を進めた

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