ウクライナ戦争の情勢は刻一刻変化
ウクライナ戦争も4年が経つが一向に終息する気配がない。開戦前戦争は数時間でウクライナが降参して終わると言われていた。以前にウクライナがクリミア半島をロシアの脅しだけで明け渡してしまったからだ。しかし今回は完全にロシアに併合されるという国家存亡の危機であると考えたのだろう。国力が明らかに劣るウクライナだがあの手この手を使いながらこの4年間降伏をせずロシアと戦ってきた。当初ゼレンスキー大統領が各国に訴えるが、近隣の資本主義側の欧州諸国は全く助けてくれなかった。従来ならば仲裁役となる米国もバイデン大統領時代は仲裁をせず一時的な武器の補充をするだけだった。次のトランプ大統領は1日で和平を達成すると大口をたたいたが、1年以上経った今も解決せず、むしろ今はあまり立ち入らないような雰囲気さえある。ただこうした状況の中で戦況がやや変化してきた。まず開戦以来西側諸国がロシアに対して与えた経済制裁がジワジワとボディーブローのように効いてきてロシア国民が騒ぎ出している。また高価格な武器の代わりにウクライナは安価で高機能なドローンの開発を始めた。開発当初から見て飛行距離も爆撃能力も標的命中精度も格段に進歩したドローンがロシアの重要インフラを襲っている。従来の戦争で使われた戦車やミサイルが数10億円という費用であるのに対して高機能なドローンが今は数10万円で作れるようだ。最近の戦況はむしろウクライナ有利との報道もある。米国の仲裁が見込めない中欧州各国もウクライナに味方している。ただ長い戦いの中で両国ともに疲弊している。誰も止められない戦いが続く。

ウクライナ戦争の情勢は刻一刻と変化する


