ルイ・アームストロングはニューオリンズの星

 ルイ・アームストロングの名前は知らないでもあの独特の喉に詰まったような歌い方を聞いた人は多いと思う。よくそのモノマネをする人がいるが喉が痛くなってついせき込んでしまう。何故あんな歌い方ができるのかが不思議でならない。彼は現在のジャズの前身に当たるデキシ―ランドジャズの中で最も有名なジャズプレイヤーの一人に挙がる人だと思う。元々トランぺッターとして有名になったが、その独特の歌声に注目が集まり歌手としての評価の方が高いのではないだろうか?彼の声を聞くと一瞬その声質から結構低音で歌っているように聞こえるが、実際の音程は高くまた音域も大変広い歌手である。歌姫エラ・フィッツジェラルドと一緒にデュエットしている「Cheek to cheek」は随分古い演奏だが今聞いても古き良き時代を彷彿させるような味わいがある。彼も他の成功した黒人と同様に、南のニューオリンズで生まれ、その後北へ北へと旅してシカゴで有名になっている。その道中のセントルイスで彼の最高のヒット作になる「Saint Louis Blues」を録音している。この短調の旋律とブルースの旋律を交互交互に繰り返す曲調が哀愁を感じさせ大ヒットになったと思われる。私はニューオリンズという街には行ったことがないが、街中に音楽が流れているという。そしてそのニューオリンズを代表するミュージシャンと言えば、亡くなってもう50年になるというのにルイ・アームストロングが挙がるそうだ。彼の名は愛称サッチモでも呼ばれる。その独特な大きな口がカバンの口のようであることからSatchel mouthを略してサッチモとなったそうだ。

ニューオリンズの代表的プレーヤー、ルイ・アームストロング

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