現在の戦場

 ウクライナ戦争が泥沼化している。元々戦争とはお互いの殺し合いということだが、過去の世界大戦を通じて最低限の国際法が定められている。それは「戦争に関係ない一般人を攻撃してならない」というルールだ。あくまで戦争するのは国を代表して戦う戦士同士が戦うのみで何の責任も負わない一般人は無関係であるというロジックだ。したがって戦争する国はお互いに相手国が一般人地区に爆撃したという非難を繰り広げている。こうした事からウクライナ戦争でも最近はインフラの攻撃が頻繁化している。このロジックは「戦闘機や戦車を動かすための重油設備は戦争と密接な関係をしているのでこのインフラを襲うことは十分な大義がある」というものである。したがって燃料に使われる石油関連設備や電力設備が次々と爆撃されている。勿論戦争の武器となるようなドローンの製造工場、ロケットの砲弾の製造工場なども狙われている。さらには新たな戦士を育てる訓練センターみたいな場所も狙われている。また武器を運ぶ輸送機器も戦争関連という解釈がされ、鉄道や鉄道を繋ぐ駅やターミナルも次々と攻撃されている。しかしこうしたインフラの攻撃で多くの一般人が疲弊しているのは許されるのだろうか?また相手の戦士を狙った砲撃がなされる場合に、一般人の住居に近い所を狙わないといけない場合が起こるとどうするのかという問題も出てくる。イスラエルとガザの戦いでは無数の地下道を持つガザに攻撃を仕掛ける場合に、多くのガザの兵士が病院や学校といった一般人のいる場所に逃げ込んでいる。それをわかっていて攻撃がなされる場合もあるが、これはどう考えれば良いのか?

「一般人を狙ってはいけない」近代戦争においてエネルギーインフラの攻撃はいいの?

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