名古屋の楽器屋はビルの中にある

 毎月のジャズライブツアーの一環で時々名古屋市内の楽器屋さんを回ることがある。楽器屋訪問の楽しみは何と言っても、自分が憧れる名器と呼ばれる楽器に出会えるかもしれないという点だ。米国で1年半ぐらい働いて帰国前にナッシュビルの楽器屋さんで久しぶりにオールドギターを見て感動した。ナッシュビルはカントリー&ウエスタンの盛んな地域で殿堂入りしたミュージシャンを称えた会館もあったが、そこでも数々の幻のギターを見た。名古屋でもこうしたオールドギターに巡り合えたらと思って回っている。定年退職をした今贅沢はできないが、一生に1回ぐらいはこうしたオールドギターを買って弾いてみたり飾ったりしたいなとも思っている。ところで京都も名古屋も昔は楽器店は単独の店舗で商売をしている所が多かった。ところが最近の名古屋の楽器屋について言えば、ほとんどが商業ビルの中に組み込まれていた。クロサワ楽器は広小路通りの伏見と栄の間にある商業ビルの地下1階がお店になっていた。また矢場町あたりにはロッキン楽器や島村楽器があるが、ともにそれぞれ商業ビルの10階や6階のフロア全体を使って店舗があった。こうしたたたずまいというのは昔の楽器屋を知っている私にとっては少し敷居が高いというのか何かデパートに入るようで若干の違和感がある。それぞれの店でオールドギターを見学したが、多いのは1960年~1980年ぐらいのモデルが多かった。ちなみに私の持っているギターはフルアコが1979年に購入したもの、ギブソンのレスポールは1976年の刻印が入っているので、もうすでにオールドギターの部類かと思った。

名古屋の楽器屋さんはビルの中に店舗がある

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