20年ぶりにフラットワウンド弦を張った

 フラットワウンドというタイプの弦を久しぶりに張った。この弦は主としてジャズ用の弦として使用される場合が多い。理由は私の解釈では3つぐらいある。現代のエレキギターのように種々のエフェクターを用いた音色も良いが、昔からの生音に近いギターの音色が好きなギタリストはフルアコというタイプのギターにこの弦を張る。フルアコ(フルアコースティック)ということだが、その音色はフォークソング用ギターに電気を通したような音とはまるで異なり、あのシャラシャラした音に比べ落ち着きがあり、かつ弦上で指を移動する際に発生するキュッキュという音が出ないのが良い。これは好みで逆にこのキュッキュという音が好きな人もいるが・・・)また低音を速く弾く時にバチバチというノイズがなく言葉で表せばドゥルルルという感じの音が出るのが耳に聞こえが良い。ところがそんなフラットワウンド弦を20年以上張っていなかった。その理由は35才の時に購入したギターが原因だった。35才の時に家という人生最大の購入を行ったが、あちらこちらからお金を集めて家を買った。多少余裕を持って家を購入したので、購入後に若干のお金が残った。このお金を握りしめてなかやぶに一軒しかない楽器屋さんへ行って、店で一番高いギターを購入してしまった。そのギターはジャズ用ではなく、いわゆる屋外で大音響で演奏するのにふさわしい名器だった。学生時代に野外で演奏するプロが使っているのを見て欲しかったが手が出なかった。以後50才ぐらいまで種々の演奏はこの楽器を使用していた。しかし老後に入りもう大音響ではなくジャズをやろうと思った。

20年ぶりにフラットワウンド弦を張った

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