レアアースについて

 ここにきてレアアースが注目されるようになってきている。レアアースは日本語では希土類と呼ばれ、元素周期表では下の方にある重くてまた名前の通り簡単に集めることができないものとされている。近年はAI半導体などに使われその半導体の特性を際立って上げる鉱物であることが知られている。ところがこのレアアースは70%以上が中国一国で精製されており、他国では安易に生産できていないというサプライチェーン上の問題があった。この理由の一つは地上で発見されているレアアースはかなりの放射線を含んでいる。そのため人間が安易に精製するのは難しいが、中国などはモンゴルやウイグル自治区などの強制労働により強引に精製を続けてきた結果世界トップシェア―を得たとのことである。ところがそのレアアースが日本近海の南鳥島の海底で採れるということがわかってきた。しかもその量は産業に賄われる量で数100年分に相当するとも言われている。また資源価値も500兆円を越えるとも言われている。これまで海外から資源を輸入して加工貿易で身を立ててきた日本が突如レアアースの発見で「資源超大国」に躍り出たという訳だ。さらにこのレアアースは地上で見つかるものとは発生過程が全く異なっており、放射線をほとんど含まず「安全に」採掘することができるという。こうしたことから、日本のレアアース発見は政治的にも工業的にも新たな日本のアドバンテージになろうとしている。さらにこの種の話では日本の海底にはメタンハイドレートという「凍った石油」のような物質も眠っているという。にわかに日本の海が注目されている。

日本はレアアース資源大国に?

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