中国がおかしくなっている
2000年より少し前中国人は皆人民服を着て見かけ上礼儀正しくふるまっていた。私が学生の頃中国は「私たちは大変貧しい国で世界の力が必要です」という大変つつましやかな物言いをする国だという印象があった。しかし西洋の思想が中国民に知れ渡るようになり、学生運動が過激化し天安門事件が勃発するようになると、ついに中国政府も部分的に資本主義を入れざるを得なくなった。元々中国人は名前の通り何千年もの戦争を通じて「世界の中央に位置する国」を標榜する人種だ。いかに控えめにしていても、資本主義を取り入れて一番になることを密かに狙っていた。そして先進国から盗んだ技術を国家プロジェクトとして磨き、ついには量的にも質的にも世界のトップに躍り出るようになった。また急速な経済の発展に伴い国民は裕福になっていったが、急激なマネーゲームが日本のかつてのバブル時代と同じような過熱経済を作り出し、今や方向性を見出すこともできないようなひどい経済状態になろうとしている。また政治では西洋の力を借りて見かけ上世界一になったことを勘違いし、「中国はすぐに米国を抜いて世界一になる」と思い込むようにもなった。そして中国を中心とした世界を本気で作ろうとし後進国に対してある意味で「植民地化」を仕掛けるようになってきた。また日本など物を言わない国には戦狼外交で威圧的にふるまうようにもなってきた。日本もここにきてあまりの強引さに我慢ができなくなってきたようだ。本来は先に進む国の失敗を学びながらゆっくりと賢くふるまえば良かったが人間の欲望のペースは抑えられなくなるようだ。大変難しい国になりつつある。

かつては人でごったがえしていた上海の中心地区は今ガラガラだと言う


