海外駐在編

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M&Aをやるニデック、最も難しいのは米国らしい新着!!

 日本電産(最近はNidecに名称変更した)は会長永守重信さんの強烈なリーダーシップの下、短期間で会社を巨大にしてきた。そしてその手法はいわゆるM&Aである。M&Aとは元々ある分野でそれなりの業績を上げていた会社を買収す […]

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外交で位負けしない日本の首相は?新着!!

 昔よくG7の集合写真で日本の首相はいつも端にいることが取りざたされたが、本当に世界のど真ん中で堂々と行動する首相が日本人には少ないと思う。例えば独裁国家のトップには堂々たる発信をする人が多い。ロシアのプーチン、中国の習 […]

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おかしくなったカルロス・ゴーン

 日産自動車と言えば日本を代表する自動車会社だ。私が学生時代は「ケンとメリーのスカイライン」など若者をわくわくさせる車を次々と出す超優秀な会社だった。ところがこの会社はどんどん経営が落ち込んでいった。その最大の理由はいわ […]

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娘の結婚式

 次女は静岡大学を卒業してからそのまま静岡に就職をした。静岡の人はとても優しく住むには良い街だと思っていた。彼女はドラッグ関係の販売会社に就職したが、ある時リスキングに思い立って英会話の勉強を始めるようになった。その英会 […]

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競合執行トップもフランス人

 M&Aにより欧州地域の生産工場と商圏を得たが、現地のトップはEさんというフランス人だった。Eさんは大学で「軍事」を専攻し戦略的な動きをする人だった。欧州トップとして経営を任された私とは種々の点でぶつかりながらも […]

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フランス人は強い?

 欧州地域のM&Aで驚いたのが、欧州地区の現地トップEさんだった。現地トップはフランス人でしかも営業のトップだった。工場はオランダと英国にあり、本社はオランダだったにもかかわらずオランダ人やイギリス人がフランス人に指揮さ […]

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BREXIT

 BREXITという言葉が一時期よく使われた。BR(ブリテン、英国)EXIT(脱出する、退場する)の造語で英国がEUを離脱するという時に作られた言葉だった。欧州は一つの国としては小さいが、文化的にあるいは知的に?米国には […]

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規制で金を取る欧州

 欧州という地域はある意味で「みかじめ料ビジネス」の生みの親とも言える。例えば米国などは次々と新しいビジネスを生み出し国の発展に貢献しているのに対して、欧州は種々の規制を作ってそれに合格できるような基準の策定を欧州以外の […]

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中国製品の脅威2

 工業化が始まると中国は「世界一」に向けて挑戦を始めた。私の担当する製品で言えば、それまでは生産販売量で1位から3位までは欧米の会社が占めていたが、中国が本格的に工業化に参入した2010年頃には、世界のBig3は1位はか […]

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中国製品の脅威1

 2000年代まで中国は「眠れる獅子」と呼ばれ、巨大な人口による潜在能力を抱えた国だと考えられていた。ただ共産主義であるが故に、産業育成に遅れ経済規模は小さいものであったのが、政府の政策方針変更にしたがい一気に産業育成に […]

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