サラリーマン時代、奥さんも戦っていた

 会社に入社して30年ぐらいサラリーマンは実績を上げるのに夢中になる。自分が認められたいということとそのご褒美に与えられる出世という勲章を得るためである。そしてこの傾向は何も働くご主人ばかりでなく、奥さんにも当てはまる。主婦にとって、同年代の子供がいる隣の家のことは特に気になる。子供の成績がどうであったとか、子供がどこの塾に通っているとか、運動会で1等賞をとったとかいった情報を逐次探って自分の子供も負けないようにしたいと考える。また同年代の子供を持つ家のご主人が出世したとか、新しい車を購入したとか聞くと見栄をはって新車の買い替えをしたいと考える。こうした時期を過ごしている奥さん方と話をすると勝気が全面に出た話し方をする人が多い。誰かが一つの話題を取り上げると、ある人がレベルアップした話をする。そしてさらにお金がかかる話題をして、相手に対してマウントを取ろうとする。男から見ると何でそんなに相手に勝とうとするのかと思う面もあるが、とにかく奥さん達の会話の中にはギスギスした感情がよく見られた。私が家を購入しようと考えた時、家内が会社関係の人が集まっている団地にしようという提案をしてきた。私は即座にこの提案を却下した。今は皆同レベルで差がない。しかし10年もすると出世したご主人と出世しなかったご主人のいる家庭が出てくる。ある家の子供は優秀であり、ある家の子供は不良になるというような事が起こる。こうして息もできないようなストレスにさらされながら毎日近所付き合いをしなければならないと思うとこんな地域に引っ越すのは止めた方が良いというわけだ。

誇りと嫉妬で戦うサラリーマンの奥様方

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA