なんちゃってジャズライブ14(Left alone)

 前曲が明るくロマンチックであったのに対して対象的な曲を選んだ。Left aloneという短調のバラード曲だ。この曲はマル・ウォルドンというピアニストが作曲した超有名曲だ。結局マル・ウォルドンは一発屋であり、私の知る限りこの曲以外にヒット作もなく、また売れたアルバムもないのではないかと思う。それだけに売れたこの曲は強烈なインパクトがあった。彼が取り上げた題材は同じくジャズ界の女性歌手であり映画の主人公としても取り上げられたビリー・ホリデイである。彼女がスター歌手として悩み苦しみ、ついには麻薬に手を染め泥沼にのめり込んでいき、最後は誰にも顧みられず一人寂しく死んでいく姿をこの曲で表したとのことだ。原曲ではマル・ウォルドンの暗い和音とジャッキー・マクリーンの絞り出すようなサックスの音色が抜群に合った演奏となっている。私はとてもあんな情緒的な演奏ができないので自動ドラムを入れている。また30年前ぐらいの角川映画で「キャバレー」というのがあったが、ここでも全編にこの曲が使われている。

Left alone

マル・ウォルドンの唯一のヒット作Left alone

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