海外のタクシー運転手

 日本ではそうでもないが、海外のタクシー運転手というのは地位的にやや低い人が多いように見える。マレーシアでは人種である程度職業の住み分けが進んでいるが、タクシーなどの運転手業務はインド人が多い。インド人は人口の10%程度で、マレー系民族(60%)や中華系民族(30%)に比べるとマイノリティーに属する。私の働いていた会社でも2名のインド人と1名のマレー人のドライバーがいたが、このマレー人は貴族のドライバーをやっていたという変わり種で一般的にはドライバーは低位の職業とされていた。ドイツのデュッセルドルフに欧州の営業拠点があり定期的に出張していたが、ドイツではトルコ人のドライバーが多かった。理由は聞かなかったが、トルコも中東や北アフリカの戦乱地域に近く、おそらく戦乱を避けて移民?してきたものと思われる。彼らはドイツ語と観光客向けの英語の両方が使えた。またフランスではUberを使った移動が多かったが、ドライバーはアフリカ系の人が多かった。まさに欧州は中東の宗教戦争や北アフリカの独立運動を機にした戦乱の影響により多くの移民が流入したが、こうした移民の就職先としてドライバーという職業が選ばれたように思える。このイメージは米国でも多く見られたが、黒人系マイノリティー、メキシコ国境を越えて不法移民をした?ようなドライバーが多く見られた。また米国人の中にはUberの運転手として自家用車を使って働く「アルバイト感覚ドライバー」も多い。米国は日本のような地下鉄で移動するのは危険が多く、Uberによる普通のタクシーより低価格な移動手段が使われている。

世界中には色々なタイプのタクシードライバーがいる

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