独自の文化/風習、交通ルール/システム

 駐在員が外国で暮らすということは、その国独自の文化や風習を尊重しながら、その国のルールやシステムを守って生活することだ。文化や風習は外国人である我々は守る必要はないが、少なくとも文化や風習を阻害するような行為は慎まなければいけない。マレーシアのような国民の半数以上が敬虔なイスラム教徒である国では、イスラム教の行事や風習はたとえ企業活動であっても最優先に扱う必要がある。私のいた会社は24Hr連続操業をする事業形態であったが、働くイスラム教徒の作業員に対しては通常の食事休憩に加え、「お祈り」の時間を与えないといけなかったし、「ラマダン(断食月)」による作業パフォーマンス低下も大目に見ないといけなかった。欧州はこのような宗教色はないが、欧州人独特の「ルール社会」に対応する必要がある。特に交通ルールは厳格で、スピード違反や駐車禁止などは厳しかった。スピード違反で計3度捕まったし(と言っても後で自動計測機の結果が送られてくるだけ)、駐車場確保には気を使った。私が住んでいたオランダは地形の関係で地下駐車場が多く駐車場探しで苦労した。アメリカは土地が広く、都市部以外は駐車場探しの困難さはなかったが、ここでも米国特有の交通ルールが存在する。例えば一番右のレーンでは赤でも車が来ていなければ右側へ曲がるのはOKだとか、幼稚園バスの園児が送迎バスの乗り降りをする際は両側を走る車はすべて停止するというルールがあった。「弱者救済」という文化が進んだ米国らしいルールだと思った。これを守らないと一発免許停止という厳しいルールだ。郷に入らば郷に従え。

駐在員は駐在する国の文化を遵守して生きていく必要がある

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