昔のロックコンサート
最近はあまりロックコンサートに行くことはなくなったが、たまに演奏を見かけると随分「聞きやすい」コンサートになっていると感じる。昔のロックコンサートと言えば、とにかく「音がでかい」というのが特徴で、正直どんな歌を歌っているのか?とか、どんな歌詞を歌っているのか?とか、ギタリストはどんなソロを弾いているのか?とかはほとんどわからなかった。ともかく猛烈に大きい音が聞こえており、強烈なドラムスのビートが重なっており、そしてハウリングをしまくっているエレキギターが聞こえているという感じだった。それでも見に来た観客はレコードで聞いた知っている曲が演奏されると、歌手と一緒になって歌っていた。知らない私は正直「こいつら何を歌っているのかさっぱりわからん」と思いながら一応ビートに合わせてスタンディングで拍手を送っていたが・・また昔のエレキギターサウンドと言えばお決まりのエフェクターが使われていた。まず一つはボリュームペダルで、いざソロを弾く時にはどの楽器よりも自己主張をするために爆音で最大音を出す装置があった。ところがこれを多用すると、他の楽器奏者は自分の音がわからないのでアンプのボリュームを上げるようになる。そして皆が音量を上げるうちに全体がハウリングして何を演奏しているのかわからなくなるという演奏地獄に陥る。その他のエフェクターとして音を歪ませるファズというものがあり、この音を聞くとロックをやっていると感じたものだ。昨今はその機能通りディストーションと呼ばれているが。そして後は「ワウワウ」という名前の如く音がワウワウとするエフェクターだった。

昔はこんなスタイルの演奏が多かったなあ。何も聴こえない大音響。


