どこにもいるスーパーレディーたち
思えば私は社会人になってから様々な女性社員に助けられながら仕事を行ってきた。私が想像もつかない難しい案件も彼女たちは自分の持つ経験を生かして難なくこなして私の窮地?を救ってくれた。またやはり女性には女性特有の能力というものがあり、男性社員では思いつかないことを思いつくものだと思った。私が過去一緒に仕事をした女性社員では、国内の一番長くいた事業所では経理に関する女性社員を思い出す。彼女は結構ずけずけと物を言う人で私は何度となく間違いを指摘されたが、不思議とそれにはあまり腹が立たなかった。すべて正論だったからだし、彼女の指摘のおかげで助かったこともあったからだ。外国では主としてトップの秘書のような立場の女性に助けられた。彼女らは勿論事務能力が高いのは当たり前で、欧州では数ヵ国語を流暢に使い分ける能力を持っていたし、正確な議事録作成能力や海外出張での航空便や宿泊地の予約の的確さなどは驚くべきものがあった。また社員たちの特別な懇親会などではなかなか予約できない素晴らしいレストランを予約してくれたりしたし、客先のトップとの会合ではサプライズの贈り物を選定するなど素晴らしい気転を効かせてくれた。障害者雇用の仕事をした時も、長年一芸に秀でた種々のノウハウを持つ彼女らが男では考えもつかないアイデアで満足する出来栄えの仕事をこなしてくれることが多々あった。現在の販売会社でも多数のパートの女性が働いているが、男ではまとまらない客からのクレームを柔らかい口調で見事に解決するのを見て、女性ならではのあっぱれな仕事ぶりを感じることが多い。
