政治・経済を自分なりに判断するようになった
年を取ると政治や経済にうるさくなると言われたが、私もその一人になってきたように感じる。本当は現役でバリバリ働いていた頃に世の中の動きに敏感なのが良かったのだろうが、その頃は目の前の仕事に思いが一杯でゆっくり世の中の流れについて考察する暇や余裕など無かったというのが本音である。ところが昨今はSNSなどで様々な意見を無差別に見聞きするようになった。自由になる時間は以前より圧倒的に多くなり、喫茶店で物を考え、歩きながらSNSを聞く時間が多くなった。また老後生活の足しにといわゆる「資産運用」を開始したが、特に資産運用の中心となる株式投資においてはこうした世の中の動きを常に知って、場合によっては適切なアクションを取る必要もあるので、どうしても政治や経済の動きは興味を持って聞くようになった。例えば日本もついにデフレからインフレに変わろうとしているというニュースが入ると、「いままではお金の価値は変わらなかったが、これからはお金の価値が下がる時代に入る」と思うようになり、ならば銀行にただ貯金しているよりも株など世の中の成長に伴って成長する資産に変えていくべきだろうか?などと考えるようになるわけである。また米国の影響力の大きい誰々が世の中の動きを乱すような発言をしたことで簡単に株価が変動することもあった。また自分が行う投資に都合が良い政治家の主張が通ってくれればよいのになどと邪なことを考えるようにもなった。戦争が起こるとこれで防衛関連の株が上るのかなどと考えるようにもなった。世の中の多くの人がポジショントークで自分に都合の良い話をするのも理解できるようになった。

年寄りは政治経済にうるさいが、私もそうなってきた


