トランプ再選
米国大統領選でトランプ氏が返り咲いた。4年前にバイデンとの選挙戦に敗れ下野したが、その後一時も諦めることなく不屈の根性で再選されたことには頭が下がる。現在の私より10才も年上の人が4年間もくじけることなく目標に対して闘志を燃やし続けられるのは本当に信じられない思いもするし、かつ私ではその年でそこまで思い続けるのは不可能だろうと思ってしまう。彼の中には私も含めた男性諸氏が忘れかけている「強さ」とか「男の矜持」のようなものが内在している。古くはカウボーイ時代のアメリカ人はガンファイトを得意として対面する敵と戦い続けた。そしてこの戦いに勝った者が新たにその土地で栄光を手にすることができた。何となくそんな男らしさを感じるガンファイト型の政治家がトランプだと思う。政治目標もシンプルだ。「MAGA:Make America Greater Again」かつては世界一と言われた米国がハードからソフトに軸足を移し、いわゆる基幹ビジネスと呼ばれる工業社会でトップの座を奪われていったのにトランプは我慢ならなかったし、またアメリカ国民に再度一番になる約束をしたという手前もあるだろう。彼の主張はそうしたわかり易い面がある一方、論点として極端すぎる部分も多く見られる。それはこれまで支援をしていた他国に対してだ。それまでは大きな思いやりある力で同盟国を包み込んでいたが、ある時から「救いを求める国すべてに愛を与えることはできない」「自分たちでできることは自分たちでやれ」「米国はこれまで与え過ぎた愛を緩めるので、救いを求める国もその負担を自分で負うようにしろ」といった手の平返しだ。

再度米国大統領に返り咲いたトランプ氏


