環境が変わると考えが変わる

 環境が変わると人間は変わると言われる。中には俺は考えを曲げないとか強い意志を持ってこれを続けるという人がいるかもしれないが大半の人は変わる。学生から会社員になる時に、サラリーマンは出世ばかり考えて自分自身を成長させていくというもっとレベルの高い目標を持つべきだと思っていた。しかし会社に入ると、その「自分自身を成長させるというレベルの高い目標」とは「より大きい権限で自分自身を組織の中で高めていくこと=出世」であったりする。また学生時代ものづくりに関するある研究をやっていて会社に入ってからもその考えを役立てたいと考えていた。しかし会社の中では競合会社との厳しいコスト競争や品質競争に負けないように最適なプロセスというものがあって、「そんな机の上で考えたようなことでは勝てませんわ」と言われ続けるうちに会社でのやり方に迎合するようになる。一方会社が変わると正義が180度違っていることがある。私は会社人生の後半の3年間M&Aで買収した米国人経営の会社で働いたが、ありとあらゆる正義はかつて米国人がつくり上げてきたもので、日本方式導入の上で米国人が確立した考え方より優れている理由が明確に説明できずに遅々として方向転換ができなかったことを覚えている。おそらく世間で転職をした人、全く違う部署に配属された人はこのカルチャーショックを経験する。そして最後はしっかり新しい環境に染められて良い仕事を?していく。そして会社を離れて今思うのは、もっと色々な会社や組織を経験しておけば良かったということだ。新たな価値観を多く持っているだけ成長ができたはずだ。

環境に応じて変幻自在、自主性なしのサラリーマン

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