仕事も音楽も使命がないとやれない
私の人生のモットーは「遊ぶように仕事し、仕事するように遊ぶ」である。こういう話をすると聞かれるのは、「遊ぶように仕事できたらいいね。でも仕事するように遊ぶってどういうこと?」である。仕事とは厳しくルールや目的を持って完遂すべきものである。この考え方を私は遊びに取り入れている。それがないと本気で取り組めない。例えば音楽を例に挙げる。私は子供の頃に音楽を始めたが、その頃は仕事のような気持では音楽に取り組んでいなかった。強いて言えば「女性にもてる」という目標のために始めた。そして学生時代一杯音楽を続けた。そして次に会社員時代に音楽活動を再開した。きっかけは、会社が1991年9月の台風19号で被災し、数10億円の被害に加え、1名の若者がなくなり100台近い従業員の車が流されるという事件からだ。この事件は多くの従業員の心をブルーにした。大借金をして買った新車が流されたが、会社がその補償をしてくれないことに悲観した若い社員が会社を去るなど事件後の製造現場は荒れていた。当時私は若者のリーダーを自負しており、何とか雰囲気を明るくしこの状況を変えられるような話題を探していた。そして私の結論は「若くて可愛い女性社員の歌手が歌って踊るポップスバンド」を従業員の前で披露することだった。また40代の時には町内会長さんから「地域から離れる町内会の人が町内会に興味を持ってもらうようにしたい。ついては大規模な夏祭りを催すが、力を貸してくれ」と言われ、忘れていたギターケースを開いて、最終的には地域バンドを立ち上げた。この二つは共に「目標達成」に向けたいわば仕事みたいなものであった。

音楽も使命がないとやれない私


